原宿GYREのHAYショップへ
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後藤繁雄と渚のアールドヴィーヴルnoteアール・ド・ヴィーヴル03/アントワープにて(ショートトリップの愉しみ)|後藤繁雄と渚のアール・ド・ヴィーヴル|note も更新中です
表参道ヒルズに住んでいた時、よく向かい側からGYREの地下に続く長ーい行列を眺めていました。
2時間待ちでーす、とかいう声が聞こえてきたことも。
そう、地下にあったハワイアンパンケーキの店に並んでいる列。
地下から始まり、階段へつづいて、地上に出た後は何度か折り返して果てしなく長く、人の行列でした。
ディオールの横の茶色の建物がGYREです。
オープンした当時、地下にはおしゃれなオーガニックレストラン「シナグロ」が入っていて、UNUで始まる前の、メディアサーフ主催のファーマーズマーケットも、ここから始まったのです。
一階にあるシャネルの店内には一度も入らなかったんですが、いつもウインドゥディスプレイが異様に、とても、かわいかったのを思い出します。
あのディスプレイだけで、何度もシャネルに恋しました。
このGYREの、リニューアルオープニングパーティーにも行ったと思うんですが、ものすごく昔のことのようで記憶が曖昧です。笑
自分も含めていろんなことが変わったなぁーと。
先日たまたまFacebookを見ていたら、デンマークのインテリアブランドHAYのショップが東京にオープン!というKさんのpostを見つけました。
HAYは、CIBONEのサイトなどでチェックしていて、行きたいと思っていたら、なんとあの行列のお店のあったGYREの地下にオープンしていました。
【VOGUE】日本初出店! 北欧インテリア「HAY TOKYO」がオープン。(Saori Asaka)|定番ファッション(流行・モード)
行列と、フロアに数件あったファンシーな内装のお店がぜんぶなくなって、HAY一色に!
ああー…これは素敵!
と、こころ踊らせながら早速チェック。
といっても、あまり時間がなくて、サササーっと流し見しました。
行列は消え、ピンクの階段と、真っ赤なブックシェルフが。
夫にこの写真を送ったら「鳥居かと思った⛩」と言ってましたが…笑
幅さんのBachと、HAYのコラボのシェルフ。存在感がすごかった。
小物も家具も、HAYのものはポップな印象ですが、マテリアルの組み合わせが面白くて、ミニマルだし、クラシックな空間にもインパクトとして配置したら良さそうだなあと思います。
テキスタイルの色使いも好きです。
小さなカフェスペースもできていて、全体的にちょっと暗めなのも、居心地良さそうです。
表参道立ち寄りアドレスのひとつに追加決定。
帰り道、表参道のイルミネーションが点灯しました。
このイルミネーションを、いつも部屋から見ていましたが、今はもう帰る場所が違います。
懐かしい部屋からの懐かしい眺め。
写真のなかにだけ生きている世界。
不思議な気持ちですが、今はあの頃よりも幸せです。
nagisa.